注目FIGHT展望 出田裕一 vs 中島 玲
日本スーパーウェルター級王座統一戦、正規チャンピオンの出田裕一(三迫)と暫定チャンピオン、中島玲(石田)の10回戦が間近に迫る。出田は昨年11月の日本王座獲得後から眼疾でブランクをつくり、その間に設置された暫定王座を獲った中島との統一戦が、初防衛戦でもある。あらゆる面で対照的な二人による“新旧対決”は、いかに展開しいかに決着するのか、予想してみよう。
日本スーパーウェルター級王座統一戦、正規チャンピオンの出田裕一(三迫)と暫定チャンピオン、中島玲(石田)の10回戦が間近に迫る。出田は昨年11月の日本王座獲得後から眼疾でブランクをつくり、その間に設置された暫定王座を獲った中島との統一戦が、初防衛戦でもある。あらゆる面で対照的な二人による“新旧対決”は、いかに展開しいかに決着するのか、予想してみよう。
7月29日、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのT⁻Mobileアリーナで行われた4団体統一世界ウェルター級(147ポンド=66.6kg)タイトルマッチで、WBO王者テレンス・クロフォード(アメリカ)が、WBAスーパー/WBC/IBF王者エロール・スペンス(アメリカ)から3度のダウンを奪い、9回2分32秒、レフェリーストップによるTKO勝ちを収めた。世界王座が4団体になった1988年以降初めての、ウェルター級全王座統一戦。何年も前から待望されたライバル対決はついに実現し、観る者を熱狂に巻き込んで、議論の余地のない答えに行き着いた。「伝説をつくるんだ」。無敗のチャンピオンふたりの純粋な願いがもたらした、尊い戦い。ストーリーの後編では、その背景に目を向けたい。
7月29日、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのT⁻Mobileアリーナで行われた4団体統一世界ウェルター級(147ポンド=66.6kg)タイトルマッチで、WBO王者テレンス・クロフォード(アメリカ)が、WBAスーパー/WBC/IBF王者エロール・スペンス(アメリカ)から3度のダウンを奪い、9回2分32秒、レフェリーストップによるTKO勝ちを収めた。世界王座が4団体になった1988年以降初めての、ウェルター級全王座統一戦。何年も前から待望されたライバル対決はついに実現し、観る者を熱狂に巻き込んで、議論の余地のない答えに行き着いた。「伝説をつくるんだ」。無敗のチャンピオンふたりの純粋な願いがもたらした、尊い戦いを、振り返る。
伏線回収。完璧なるドラマを、“モンスター”は描き出した。
25日、東京・有明アリーナで行われたWBO・WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ。クラスを上げていきなり挑んだ前世界バンタム級4団体キング、井上尚弥(大橋)は、21勝(8KO)の2団体王者スティーブン・フルトン(アメリカ)を、終始圧倒した。“不倒”王者を2度倒し、8回1分8秒TKOで二つのベルトを強奪した一戦の熱気、余韻は、いまだ冷めやらない。
「頭を相当使いました。それが疲れました。でも戦っていて楽しかった」
一夜明けて26日、大橋ジムでの会見に臨んだ井上は、傷ひとつないさわやかな笑顔で振り返った。
技術と駆け引きに秀で、勝ちを確保するすべに長けたフルトンに、井上はほとんどポイントを与えなかった。25勝(22KO)無敗、世界4階級目の王座奪取もKOで飾るとともに、ふた